NZ移民局のビザ発給遅延とその対応について
ニュージーランド移民局のビザ発給遅延のニュースをご覧になった方も多いかもしれません。特にビジタービザ、学生ビザ、パートナーシップビザの審査に遅れが出ているようです。
ビザ発給の遅延は申請者にとって大変大きなストレスになっていることでしょう。
弊所のお客様の中にもこの遅延の影響を受けている方がいらっしゃいます。そこで本日はこの件について、少しでも皆様の参考になる情報をシェアしたいと思います。
ビザの申請は渡航前、十分に余裕をもって行いましょう。ただしフライトチケットの購入、宿泊代金の支払い、授業料の支払いなど、支払いの発生する手続きはこの時点では行わないようにしましょう。
ニュージーランドのほとんどの学校はこのビザ発給遅延問題を認識しているはずですので、できれば前金や手数料などはビザが降りるまで待ってもらえるよう交渉しましょう。
ビジタービザやパートナーシップビザを申請する際には、NZへ渡航するための費用や滞在中の費用を賄うに十分な資金があることを移民局へ示しましょう。
ビザを審査するオフィサーが決まってから追加書類の提出を求められることがないよう、移民局のウェブサイトをしっかりと読み、必要な書類を準備しましょう。
提出書類を準備する際には以下にも気を付けましょう。
- 書類は全て英語で揃っていますか?
- 英語以外の言語で書かれた書類は資格を持った翻訳者によって翻訳されていますか?
- 渡航目的を示すのに十分な証拠を準備しましたか?
- 申請書類のすべての項目に漏れなく記入しましたか?
ビザ申請に必要な事柄について、出来ることなら弁護士や移民アドバイザーなど専門家のサポートを受けましょう。
弊所でも簡単なご質問でしたら無料でお答えしています。
もしもビザ申請後、あなたを取り巻く状況が変化して、渡航計画を変更したいと思った場合、申請をいったん取り下げることもひとつの方法です。申請の取り下げが将来のビザ申請に悪影響を及ぼすことはありません。しかしながらこのオプションは、あなたがニュージーランド外からビザを申請している時にのみ有効であることにご注意ください。
ビザ発給までの道のりが少しでもスムーズに進むよう、正しい情報を得て入念な準備を行いましょう。